書評 >>> 自己啓発系・保育関連
年間目標に、「月に4冊以上本を読む」と掲げながら、まだ4冊(7/17現在)しか読み切っていない。
平日の夜や、休日は最近暇なので本を読むようにしていた。
そこで、書評とまではいかないが簡単に感想を書いておく。
⑤『採用のプロがそっと教える「伸びる人」「伸びない人」の共通点』 酒井正敬
「伸びる人」はこんなことをやっている、こんな考え方をしているといった例が6章に渡って書かれていて、読みやすかった。
読んでいて新たな発見や気づき、疑問があったというよりは、「まぁ、そっちの方がいいよね。」と素直に思う内容だった。
その中でも特に気になったのは、
「自分で運を切り開く」 …松下幸之助さん(パナソニク創業者)が「あなたは運が良いですか、悪いですか。」と採用時に聞いていたという。私はどちらかというと、マイナス思考なので、この質問をされたら即座に「私は運が良いです。」と答えられないだろうなと思った。私と全く同じ人生を歩んできた人でも考え方が違えば、プラス思考であれば「自分が運が良い。」と思うのかもしれない。
確かに、これはいい質問だなと思った。
今まさに、自分に足りていないと思っていた「自信」は考え方をプラス思考にすることで、すぐに得られるものなんだと思えた。
プラス思考でいる → 自信に満ち溢れた雰囲気 → 良いことの連鎖 が始まる。
今から、プラス思考でいこう!!!
次に、考えさせられたのは「転社」はいいけど「転職」はするな。
という考え。何か秀でたプロになるためには同じ内容の仕事を10年は続ける必要があるそう。
私は転職をしている。
なので、少しグサッと心にささった。確かに、前の仕事を続けてたらなーーと思うことは多々ある。仕事において「好きなことを仕事にする。」よりも「仕事と割り切ってお金のために仕事をする。」これは、後者の方がうまくいくんじゃないかと思っている。前職の先輩の言っていた通りだ。
仕事において続けるということが何より大変なことだと最近思っていたところだ。
1)仕事を始めたばかりの頃は、新しいことを覚えることが大変。新しい人間関係に疲れる。→辞めたくなる。
2)少し慣れてくると、仕事が適当になる。飽きがくる。モチベーションが上がらない。違うことがしたくなる。→辞めたくなる。
3)もう少し慣れてくると、仕事の責任が大きくなってくる。新しい仕事、新たな責任、未知の世界、不安が押し寄せてくる。→辞めたくなる。
…
私は10年も仕事を続けたことがないので、これ以上先の感覚は分からないが、どんな時でも「辞めたい」と思ってしまうんだろうな。
ダメ人間だ。
仕事を楽しいと思える人ってどんな頭してるんだろう。
でも確かに、浅く広い知識よりも、深く狭い知識の方が仕事をするうえで価値があるんだろうなと思う。なので筆者の言わんとすることはなんとなく分かるなーと思った。